続き

不意にまた

いつかのあの感覚が

脳裏に広がり始めた

自分の価値を見失いそうになっていく

あの感覚

今夜 また唐突に感じ始めた

 

自分の価値を見失う事が

どれほど苦しいものなのか

それを味わうことが怖くて

がむしゃらに逃げ続けて

ホッと立ち止まった束の間の時

たちまちまた

あの恐ろしい感覚が現れて

私の心をがんじがらめに捉えようとする

また走り出さなければと

焦る気持ち

もう走れないかもしれないと

半ば諦めの気持ち

いつまで続くのか

いつまで追われるのか

幸せなのか不幸せなのか

現実なのか幻想なのか

また迷いの中を彷徨い始めてる

 

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